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「イコン」

12月6日 今野敏「イコン 」★★★☆☆
1995年初版発行の小説です。2016年11月15日第一刷発行の文庫本を、図書館で借りて読みました。
イコンとは、アイコンの起源となったギリシャ語で、東方正教会で使われる宗教画の事です。イコンは現世と神の世界をつなぐ窓だと考えられていたんだそう。パソコンのアイコンは現世と機械の中にある別世界をつなぐ窓ということでしょうか・・・
1995年なので、パソコンが一般家庭に徐々に普及していた頃ですね。
ちなみに私は2000年に、初めてパソコンを買いました。遅い方だったと思います。会社では決められたソフトに数字を打ち込むだけでパソコンを使っていましたが、私生活では必要なかったのです。ようやくパソコンを買っても使い道がありませんでした。
毎日パソコンを立ち上げるようになったのは、友達の紹介でmixiに登録して日記を書くようになってからです。書くことが好きなので、楽しかったな~
それまでは1000円未満だった通信費が膨大な金額になったので、ダイヤル回線からISDNというのに変えたんだった。
携帯はその前から使っていたけど、メールは出来ない機種だったと思います。
この小説では、パソコン通信という情報をやり取りするサービスを軸に物語が展開していきます。いわゆるチャットと言われるサービスです。聞いたことがあるけど、その頃の私には未知の世界でした。
この小説が出た頃には、理解出来ない読者が多かったのではないかな・・・
それが今ではスマホが浸透して、パソコンを使わなくなった若者も多いとか。
20年と少ししかたっていないのに、時代はどんどん変わっていきます。

Commented by hiromama2015 at 2017-12-14 17:10
星三つが面白い!!
ISDNとか昔の黒くて大きな携帯電話を
思い出して懐かしかったです。
時代の流れが早くてついていけてない
ように思っています(笑)
Commented by s-jw at 2017-12-14 17:18
> hiromama2015さん
こんばんは!
私達が若い頃に、今のこの時代をどうして想像出来たでしょう?
両親の世代はもっと落差がありますよね。
使い方を理解していない電化製品も、多々あります。
取扱説明書を読むのですが、途中でわからなくなって放り出してしまっています。
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by s-jw | 2017-12-13 20:53 | 趣味 | Comments(2)

長年勤めた会社を退職した後の日常を綴っていきます。認知症になった母のことも記録に残します。


by シズコ
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