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2017年 03月 14日 ( 1 )

「関ヶ原」

2月 司馬遼太郎「関ヶ原」上・中・下 ★★★★★

もうずいぶん前に読み終わったのですが、長い小説でもあり感想文を書けずにいました。
「関ヶ原」は1966年、司馬遼太郎先生43歳の時の作品。40年も前の作品ですが、先生がいわゆる油の乗り切った働き盛りに書かれた小説です。
主人公は、石田三成、島左近、そして徳川家康です。
豊臣政権当時、「三成に過ぎたるものが二つある 島の左近と、佐和山の城」と童謡に唄われたとのこと。
石田三成は秀吉からもらった知行のほぼ半分の一万五千石で島左近を召し抱えました。島左近は実戦の武士であり、その時は、後に三成が天下分け目の戦いをする一方の旗頭になるとは思ってもみなかったことでしょう。
佐和山城は今の彦根市にあり、関ヶ原の戦いの後、井伊直政が城主になるが新たに彦根城を築城した後、廃城となりました。行ったことはないのですが城址が残っていて、彦根城の天守閣から見たら、佐和山城方面と書いた案内図があり、すぐ近くに思えました。
石田三成は世間では「へいくわい者(横柄者)」と思われて、嫌われていたのでした。
「真田丸」でも、山本耕史さん演ずる三成は言い方が簡潔過ぎて、あれでは嫌われるよね。
でも最近では評価が上がってきて、先週の「Qさま・現役東大・京大生が選んだスゴイ戦国武将」では、10位でした。ちなみに、私押しの明智光秀は同率5位でした(^^)
裏切者であったり敗け武将であったりの評価が、最近では変わってきているのだと思います。
上、中と三成と島左近のことが書かれていて、下ではほとんど徳川家康のことが書かれていました。家康はQさまでは2位だったけど、やっぱりこの人はなんとなく好きじゃないな~
8月公開の映画では、役所広司さんが演じるらしいので、どんな家康になるのか楽しみです。

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