2017年 10月 08日 ( 1 )

「あすなろ三三七拍子」

8月 重松清「あすなろ三三七拍子」上・下 ★★★★★
8月は暇だったので、たくさん本を読んだのだけど感想文を書くとなると、なかなか書けないものです。
高大の夏休みの宿題で、瀬戸内寂聴さんの50年前の小説「夏の終り」の感想文を書くというのがありました。小学生の頃の夏休み最後の一日で片付ける宿題と同じで、やっつけ仕事で書き上げました。
読書感想文なんて、本を読んで感動しない限り書けないと思うのです。
私が20代後半から30代にかけては好きな作家の一人だったと記憶していますが、60代後半ともなると、瀬戸内さんの小説は重くて重くて・・・
それに比べて、重松清さんのこの本は面白かったうえに感動しました。
3年前にドラマ化されたドラマを見ました。
主演は柳葉敏郎で、反町隆史とほんこんが大学時代の同級生。この3人が同じ歳という無理のある設定でした(笑)
何気に録画していて見たら、とても感動するドラマだったのです。
応援団という設定が良くなかったのか視聴率は悪かったそうですが、心を打つドラマだったので原作を読みたくなって、すぐに文庫本を買いました。好きな小説なのでその後も何度か読んでいて、読むたびやはり「良かった~」と思えます。
原作には心に沁みる名言がいっぱい出てきます。
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人間には2種類の人間がいる。人のことを応援できる人間と応援できない人間だ。人の事を応援できない人間は、人からも応援してもらえない。
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臭い言葉かもしれないけど、なんだか泣けてくるのです。
重松清さんの小説はあまり読んでいなかったのですが、「あすなろ三三七拍子」が良かったので、今また図書館で借りてきて読んでいるところです。

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by s-jw | 2017-10-08 17:36 | 趣味 | Comments(0)