母のこと・入院生活(1)

11月7日、母は人工肩関節置換術の手術を受けました。
午後2時半から始まって、6時過ぎまでかかりました。手術当日は麻酔が効いて朦朧としていて、食事も出来ないとのことなので、7時過ぎに病院を出ました。
翌日、面会時間の午後に訪れると、母は思いの他元気にしていました。手術した右手は包帯に吊るしたまま、左手は点滴の針が刺さっています。どちらも紫色に腫れて痛々しい。
「腕、痛くないの?」と聞くと「痛ない」と言うし、点滴のチューブが巻かれた左手を見せて「ここで時計、くれはってん」と自慢げに見せます。もちろん、腕時計なんかありません。チューブが巻かれているので腕時計と思ったのでしょう。
私が「肩の手術して骨を入れたんやで」と言うと「そやて。医者てえらいもんやな」と何度も言います。
「家帰るて言うたら、怒られてん」と、笑いながら言います。
手術の翌日なのでリハビリの担当の人が挨拶に来られたら、「よろしゅうおたのもうします」と言っていました。母の口からこんな言葉を聞けたり、普通の会話が出来るのは、何年ぶりのことでしょう。
もしかして、手術のおかげで認知症が治ったのかもしれない・・・とあらぬ妄想を抱いてしまいました。
しかし、笑って会話する楽しい時間が続いたのは2時間ばかり。看護師さんが点滴のチューブをはずしたら、時計がない、時計がないと大騒ぎ。
母は何故か腕時計に執着していて、母の時計は壊れてしまったので、私が安物の時計を渡しているのですが、それではないらしい。「ここでもろた黒い時計」が無くなったらしい。黒いテレビ台が時計に見えるのか、あそこにあると言うので、二度ばかり看護師さんにベッドを移動してもらって車椅子を押して見せるのだけど、納得しない。
その後にも、ホームの自分の部屋を探したりいろいろあって、ほとほと疲れました。6時からの食事介助をして帰って来ました。
その夜は一晩中、寝なかったらしいです。
翌日行ったら、昼夜逆転してずっと寝ていました。
病院は手の掛かる人に薬を飲ませると聞いたことがあるので、もしかして、と思ったのですが、ただただ眠たかっただけのようです。
食事前に起きてくれたので、食事介助して帰って来ました。
4日目の今日は、高大の日だし弟が来てくれることになっていたので、弟と入れ替わりに食事介助にだけ行って来ました。
今日も怒ってたな~
あ~あ、早く退院出来ることを祈ります。

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by s-jw | 2016-11-10 21:40 | 母が見ていた景色 | Comments(0)

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