「文章表現を楽しむ科・俳句④」2017年11月2日

この日が俳句の最後の授業になりました。
的場先生は身体の具合がお悪いようで、前回と同じく小原先生お一人の句会でした。秋の季語をテーマに出した二句を、前回と同じく一人一人が三句選んでの発表でした。
私の句は、
 
  朽ちはてた 壁に萩舞う 白毫寺

これは2票いただきましたが、選んでくれた人が「壁は塀のことだと思う」と言って下さったので、自分でも塀のことだと気付きました。なんたるお粗末 (>_<)
この目で見た風景なのに、壁とばかり思い込んでいたわ。
奈良の外れにある白毫寺は萩の寺で有名ですが、ほんとに朽ち果てた塀のお寺で、行く度に情緒をそそられます。
秋の季語である「末枯るる」(うらがるる)を使いたかったのですが、萩も季語なので、悩んだ末に「朽ちはてた」にしました。
もう一句は、

  柿という 字を見てさえも 奈良想う

これは1票だけ入って、入れてくれた方が「奈良出身なんですか?」と聞いて下さったけど、私の事ではなくて母のことを詠んだ句なのです。母は60数年暮らした大阪の事はすっかり忘れて、自分が帰るべき場所は故郷の御所だと思っています。「御所想う」だと、御所はマイナーな地名なので、奈良にしました。自分では好きな句なんですが、人から見たら何のことかわかり難いですね。
この句は、最初に教えてもらった一番大事な「読む人に意味がわかること」が抜けていました。
もっと切磋琢磨しなくては、と思うけど、俳句の授業はこれでお終い。次の一歩を考えなくてはいけません。
 

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by s-jw | 2017-11-05 09:42 | 趣味 | Comments(2)

Commented by hiromama2015 at 2017-11-05 12:21
>柿という 字を見てさえも 奈良想う
私はこの句 好きです!!
読んだ人が句を読んで発想を広げていくのは
ダメなのでしょうかね??

何も知らないから方向違いの事を
書いてるかも・・・ごめんなさいね(笑)
Commented by s-jw at 2017-11-05 13:55
> hiromama2015さん
こんにちは!
有難うございます。
読んだ人が句を読んで発想を広げていく→それももちろんOKです。
読んだ人の気持ちにどれだけ入り込めるかということだと思うのです。
他の生徒の人達も、たくさんある句の中から3句を選ぶのは難しいと言っておられました。
要するに、似たりよったり?(笑)
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